Web 2.0での上手な発信方法




Web 2.0との上手な付き合い方: 304 Not Modified


こちらを読んでて最近考えてたこと。

Web 2.0 の最大の特徴は何かと問われたら、私はウェブの情報の所有者をなくして平等にしたことと答えてます。
自分もこう思ってます。でもって、さらに掘り下げたときに、
「自分の持っている情報も自分のモノではない」と言えるんじゃないかなと思うんです。

自分で全てを完結しなくていい

ブログを書いてて思うのは、「自分で全てを完結しなくていい」ということです。
もちろん、自分の意見としてはある程度の答えを持ってた方がいいんですが、
言及し切れていない部分があっても気にしなくていいんじゃないかと。
その後にコメントなり、トラバなり、ブクマなりついたときに、そこをフォローしてくれる人がいたりする。
それに期待しちゃって、自分の中で60%ぐらいまとまったら、ぶん投げちゃえばいいんじゃないかなって。


なんつーか、自分のエントリーだけじゃなくて、コメントも含めて1つの集合知だと思うんです。
ネガコメの話題があったけど、「そういう意見もあるんだ」「そういう人もいるんだ」ってことも含めて1つの集合知
別に集合知だからってキレイである必要はないわけで。


ちょっと前に「気持ち悪い」ってコメントもらって、
他の人が「言い過ぎだよ!」みたいな感じでフォローしてくれて、「ああ、優しい人だなぁ」ってじーんとしてたんですが、
まぁ、ねぇ。ぶっちゃけ気持ち悪いよなぁとも思う(笑)すんません。
でも例えばの話、もらえたコメントが全部肯定的だったら、なんだかうさんくさくなってしまう。
やっぱり反対意見もあると、ちょうどバランスが取れるし、「いろんな見方があるんだな」ってなってスッキリする。


自分のエントリーは、たぶん、アウトプットした時点で自分のモノじゃないんだと思ってます。
そこにコメントがついたりして、いろんな人の手垢がついて。
そしてしばらくたって、それを(検索してきた人とかが)見たときに、
「ああー、こりゃ集合知だわ」っていう1つの話題ができあがってるんじゃないかなと。
そんなことをよく想像します。




ま、で。気持ち悪いと言われれば自分も「じゃあ、そう思われないようにするにはどうしたらいいんだろう」って考えるわけです。
エントリーのバリエーションを増やして、その手の話題を減らすとか、
もっと雰囲気の伝わりやすい絵を描こうとか。
ちゃんと伝わるように言葉を選ぼうとか。
逆に、このコメントは、ただ甘えたいだけなんだろなと思ったりとか。そんな人にはどんなことを言えるんだろうとか。


それはさておき、自分1人で全てを説明しようとか思わずに、
他の人の力も借りていいんじゃないかな、と思う今日この頃。
例えばコメントがつかなくても、検索で来る人はいろんなブログを読み比べながら来るから、
自分のエントリーはちゃんと「1つの意見」になれると思うしね。
(この場合は、検索エンジンに自分がエントリーというコメントをしたって考える)




誰が書いたかとか、どうでもよくて。
それを読んだ人の役に少しでも立てば、それでいいんじゃないかと思ってます。